我が家のデータストレージ構成・バックアップ体制について
どーも、ますだです。
今日は、最近アップグレードした我が家のデータストレージの構成・バックアップ体制についてご紹介したいと思います。
これまでの人生で、空き巣・洪水・NASのHDD故障と様々な苦難を経験してきましたが、やはりなくなって困るものって「二度と戻ってこないもの」です。
空き巣に10万円以上入った貯金箱を盗まれようが、洪水で買ったばかりの冷蔵庫が壊れてしまおうが、書い直せば済むものは大した問題にはなりません。(悲しいのは悲しいですが)
実際、空き巣に入られた時、当時使っていたノートPC, デジカメ等々を盗まれましたが、物自体がなくなったことよりも、それに入っていた写真のデータが全て無くなってしまったことが一番ショックでした。思い出はやはりプライスレスです。
特に最近は、スマートフォンやデジタルカメラで写真や動画を撮影することが一般的で、逆にそれをプリントアウトしてハードで保存することって、そう頻繁には行わない方が多いと思います。
そんな中、増え続けるデジタルデータを失ってしまうことのないよう、万全の体制を構築しておくことは、非常に重要です。将来、自分の子供が、自分の小さい時の写真を、30年後にちゃんと見ることができるよう確実なデータ保存・バックアップ体制を構築しておかなければなりません。
我が家のデータストレージ構成・バックアップ体制
イメージはこんな感じです。
基本は、MacBook Airを母艦として、データはNAS上に保存しています。私・妻のiPhone 2台、カメラ、GoProで撮影した写真・動画データも全てNAS上に保存しています。
使用しているNASは、SynologyのDiskStation 216j。これに、WDのRed HDD 4TBを2枚入れ、SHR (Synology Hybrid RAID)というシステムでRAIDを構築して運用しています。
さらに、NASに保存しているデータのうち、自分にとって絶対になくなったら困る、というデータについては、NASに接続した外付けHDD(3TB)にバックアップをとっています。
SynologyのNASにインストールできるHyper BackupというApplicationを利用し、「定期的」かつ「自動的に」バックアップを取っています。この「定期的」かつ「自動的」というのがバックアップをとる上で非常に重要な要素です。
さらに、写真・動画データについては、クラウド上へのバックアップとして、Google Photoのサービスを利用しています。画質はオリジナルから落ちますが、これでクラウド上に、無制限にバックアップを取ることができます。
これはNAS/外付けHDDが物理的に同じ空間に存在する為、例えば火災・盗難等により、物が物理的に破壊・紛失した場合のリスクに対するヘッジです。
以前ネットで調べている中では、「定期的にHDDを遠く離れた実家に送って保管する」、という徹底したリスクヘッジをされている方を見かけました。そうすれば、例えば万一家が火事になったとしても、データが失われることはないですね。真似したい(見習いたい)運用方法だと思います。
最後に
アップグレード前は、NAS上にデータを保管し、写真と動画データのみ、クラウドサービス上にバックアップを取る、という体制でしたが、子供が産まれ、子供の写真が消失することがないようバックアップ体制を見直した次第です。
後悔先に立たず、とはよく言います。大丈夫だろうと思っていたことが、思わぬ形で取り返しのつかないことになる前に、データのバックアップ体制について見直してみてはいかがでしょうか?
ではまた、
ますだ
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