おすすめの家計簿の付け方 [2020年度版エクセルテンプレート有り]
どーも、ますだです。
春が近づいてきましたね。
みなさん、家計簿は付けていますか?
ますだは、大学生の頃から家計簿を付け始めるようになり、結婚してからもずっと家計簿を付け続けています。
節約のためには家計簿をつけるのがいい、よく言われますが、中々続けられない方も多いかと思いますが、春から家計簿を付けてみよう、そんな方の参考となるよう、おすすめの家計簿の付け方について書いてみたいと思います。
最近は、色々と便利なアプリなんかもありますので、手軽に家計簿をつけることができるようになっているのかと思いますが、私は長らくエクセルを使った家計簿をつけていて、自分なりのフォーマットを作成して使用しています。フォーマットも自分なりにカスタマイズを加えて年々アップグレードしています。
実際に私が使用しているフォーマット・テンプレートを記事の下の方に貼っていますので、もし良ければ使ってみてください。
なぜ家計簿をつけるのか?
なぜますだは家計簿を付けているのか? 理由を考えてみました。
やはり一番の理由は、「家計の状態を把握するため」です。
まず「現状把握」、どんな改善もここから始まります。(本当はその前に「テーマの選定」がありますが、ここでは「家計の改善」をテーマにしましょうか)
自分が、どれくらいのお金を、何に使っているのか。これを把握すること、「見える化」することで、家計を改善するために何をすれば良いのかが見えてきます。
家計簿なんかいちいちつけてらんないぜ、っていう方は、月に一度、ご自身の預金口座の残高の増減だけチェックするということから入っても良いかもしれません。しかし、やはり「何に使っているのか」も把握しておくと対策を練りやすいので、家計簿をつけてみることをお勧めします。
おすすめの家計簿のつけ方:項目の分類方法
10年以上家計簿をつけてきて、色々な書籍やブログなどに書かれていることも取り入れながら、現在は以下のような形でお金の流れを仕分けして家計簿をつけています。
もちろん必ずしもここまで細かく分類して記録する必要はありませんが、参考までに。
支出の分類ー投資/消費/浪費
まず支出は、投資/消費/浪費の3つに分類します。
投資:将来のために使ったお金。いわゆる投資(金融商品の購入)の他、書籍の購入、子供習い事などはここに入れて良いと思います。貯蓄は使ったお金ではないですが、私は、広い意味での「投資」と捉えてここに入れています。稼いだ収入のうち、いかに多くのお金をこの投資に回せるか、が人生のラットレースから抜け出すために大事なことになってきます。
消費:生きていく上で必要と考えている支出。詳細は後述します。
浪費:いわゆる「無駄遣い」。私は、お酒、お菓子、漫画・ゲーム、コーヒー・タバコなどの嗜好品、等を浪費として分類しています。
消費の分類ー固定費/変動費
生きていく上で必要な出費=消費は大きく2つに分けています。
固定費:毎月ほぼ決まって出ていくお金。家賃、光熱水費、通信費、、などなど。ここを削減すると大きな家計改善に繋がることが多いです。
変動費:普段の生活で使うお金が大体ここに入ってきます。さらに詳細を後述します。
変動費の分類ー生活費/特別支出
変動費をさらに2つに分類しています。
生活費:日々の生活で必要な支出。毎月決まって必要になる、もしくは月ごとの動きを追いかけたい項目。
特別支出:1年のうちに何度か、不定期に発生する出費。月ごとの推移を見るには適していないが、年間での出費は出てくる項目。
生活費の分類
ここからはさらに細かい分類となってきますので、自分の支出スタイルに合わせて好きなように項目を設定していけば良いと思いますが、例として私の分類を紹介します。
食費:普段スーパーで買う食材をここで入力。お酒、お菓子は浪費の項目に別に入れます。
昼食:お昼の外食代はここに入れます。例えばお昼をコンビニで買ったとしてもここに入れます。
外食:夕食の外食代を分けてここに入れるようにしています。
日用品:ドラッグストアやホームセンターで購入する日用品をここに分類
ガソリン・交通費:ガソリン代、高速代、電車代、などなど。
医療・美容:病院、薬、散髪、化粧品、等をここに分類。
交際費:お付き合いでの出費。飲み会、プレゼント、などなど。結婚や出産などのお祝いは特別支出に入れています。
被服費:洋服、靴、などなど。
特別支出の分類
不定期に発生する出費については、特別支出として別に集計します。
冠婚葬祭:結婚や出産などのお祝い、お祝い返しなど。
帰省:地元に帰省する際の費用(交通費、宿泊費等)。
旅行:旅行で使った支出。
その他:その他なんでも。
おすすめの家計簿の付け方:エクセルでの家計簿
最近は色々と便利なアプリが出ていたりしますが、微妙に細かい所の設定が出来なかったりと便利な反面、自由度が少なかったりするので、最終的には、エクセルで自分の好きなようにカスタマイズしたフォーマットを使用するのが長続きする秘訣になるように思います。
ますだが使用しているフォーマットで、2020年度用の家計簿を作成したので公開します。
みなさんもよかったら使ってみてください。
Dailyのシート
Dailyのシートには、変動費に関して、毎日の出費を記録します。
ここに記入した内容は、自動で月ごとに集計されてMonthlyのシートの変動費の項目にも反映されます。
各項目ごとの月予算を4行目に入力してください。
月ごとの集計が、6行目から17行目に自動で計算され、設定した予算を超えると赤にハイライトされるようになってます。また、1年間12ヶ月で月ごとの星取(予算を達成したかどうか)が5行目に表示されます。
Monthlyのシート
変動費と浪費については、Dailyのシートから引っ張る形になっていますので、入力は不要です。それ以外の項目を月に一度、Montlyのシートに入力しましょう。
固定費などの項目は、みなさんご自身の毎月の出費に合わせてアップデートしてみてください。
収入の欄も設けています。
ここでも、設定した予算を超えると赤にハイライトされるようになってます。予算は、変動費はDailyのシートに入力した内容が反映されますが、その他はE列に入力してください。
F列には月平均が、G列には年合計が計算されます。変動費、浪費は、3月分まで入力されるまでは、入力されていないつきが0で平均が計算されるので、注意してください。
年度末には、星取りの結果と合わせて、予算と平均を比べてみましょう。
エクセルフォーマットでの家計簿テンプレートダウンロード
ますだが使用しているフォーマットで、2020年度用の家計簿を作成したので公開します。
以下のリンクからダウンロードしてご使用下さい。勿論無料ですが、ファイルを使用することに伴う責任は負いかねますので、自己責任でご使用頂けたらと思います。
どうやって継続するか?
毎日の出費をイチイチエクセルに記入するのは中々面倒なものです。
私の場合は、お買い物の際は必ずレシートをもらうようにし、溜まったレシートを週末に週一回まとめて入力するようにしています。
最近は、細かく買ったもの毎に項目を分けたりしていますが、以前は「購入した店ごとでざっくりと入力」するようにしていました。例えば、スーパーで買った物は全て「食費」で入力、ホームセンターで買った物は全て「日用品」に入れる、などです。実際は、スーパーで洗剤(日用品)を買うこともあるのですが、面倒なので以前はそうしていました。ただ、大まかな傾向が掴めればまずはOKだと思うので、項目毎の分類は自分のできる範囲から始めればよいと思います。ハードルは低く、家計簿をつける習慣を身につけることから始めてみましょう。
私は普段暇な時にはPCを触っている人間なので、PC/エクセルを使って入力することに抵抗は無いのですが、もし普段PCを使う週間の無い方の場合は、他の方法を考えた方が良いかもしれません。「PCを立ち上げる」というメンドクサさが、習慣付けを阻害してしまうかもしれないので。
最後に
10年も続けているうちにどんどん項目が増えてしまいましたが、やはり最初のうちはそれほど細かく、厳密に仕分けしなくても問題ないと思います。
ざっくりと、食費がこれくらい、日用品はこれくらい、電気代がこれくらい、携帯代は毎月いくら、みたいなところが見えてくればOKです。
現状把握ができたら、次は目標設定です。また次回別の記事で書いてみたいと思います。
では、
ますだ
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